ご挨拶
理事長挨拶
社会福祉法人丹和会は1979年設立以来、特別養護老人ホームやデイサービス事業などの運営にあたっては、入所者や利用者の自主性を尊重し、より豊かな人間らしい生活を一緒に創りあげていくこと、施設の地域開放など、特徴のある処遇と施設運営に心掛けてまいりました。
2014年には特別養護老人ホームを現地に移転新築増床(50→80床)し、サポートハウス30部屋を併設しました。
今後、一層の高齢化の進行とともに老人福祉・介護のニーズは多様化していくと思われます。そしてそれを支える人材の確保とスキルアップは益々重大な課題となっています。
最近AI(人工知能)の活用が将来の人手不足解消になるのではないかと話題になったりしていますが、介護の仕事は物を作ったり、売ったりする仕事ではありません。血の通った、お年寄りの気持ちに寄り添う介護は人間にしか出来ないことであり、誇りと喜びのある仕事だと思っています。そして職員が働きやすい職場環境作りも大事だと思っています。入所者、利用者、ご家族に一層信頼される施設を目ざして、研鑽に努めてまいりたいと思います。今後ともご支援、ご鞭撻を給わりますようお願い申し上げます。-
理事長 和田三郎
施設長挨拶
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共に生きる社会を
こんにちは。
さわやかな風と緑豊かな高原の町「京丹波町」の地で、高齢者の方々と共に
「その人らしい暮らしを」求め、高齢者の方の支援を始めて40年が過ぎようとしている丹波高原荘です。
私は、ご利用者のみなさんと、ご家族のみなさんと、そして地域の住民のみなさんと、「共に生きる施設づくり」を進めていけたらいいなと思っています。
それは、糸賀一雄先生の「この子らを世の光に」という言葉を大切にしてきたからです。
私は、この言葉の持つ意味を、誰でもが生きていく主体者であり、
この時代を共に生きる友人であるということではないかと勝手に解釈し、日々福祉実践をしているものにとって、忘れてはいけない大切な言葉なんだと思ってきました。
だからこそ、丹波高原荘においても、ご利用者と職員というサービス受ける側、
提供する側という関係だけでなく、お互いがこの時代に共に生きる「人」として、認め合い、
共に生きる生活者として頑張っていける施設を目指していけたらと考えています。
最後に、これからも、ご利用者、ご家族、地域の方々に信頼される施設を目指して
研鎖に努めてまいりたいと思っております。みなさまの一層のご支援・ご鞭達をお願い申し上げ、施設長のご挨拶といたします。 -
施設長 桐野 正則
理念

基本方針
- 特別養護老人ホーム
利用者の自主性を尊重し、より人間らしい豊かな老後を保障する。そのために身体的発達だけでなく、精神的、社会的、経済的な側面からの発達(全面発達)を追求する。
そして、これらの発達を保障する観点からもきわめて重要な地域社会との交流を強める。- 在宅福祉
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- 施設を地域の社会資源として開放し、地域の幅広い福祉に貢献する。
- 地域に問題をなげかけ、地域の人たちと福祉の向上をめざす。
法人概要
概要- 所在地
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〒622-0202 京都府船井郡京丹波町実勢大平37-1
- TEL/FAX
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TEL.0771-82-2000 FAX.07771-89-3063
- 創立
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1978年12月
- 事業所
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- 特別養護老人ホーム丹波高原荘 定員80名
- サポートハウス丹波高原荘 定員30名
- 丹波高原荘デイセンター 定員35名
- 丹波高原荘サービスセンター
法人の歩み
社会福祉法人 丹和会は、「人間らしく豊かな老後を」を理念に、1978年(昭和53年)に設立されました。
1979年(昭和54年)8月に「特別養護老人ホーム丹波高原荘」を開設し、老人福祉事業をスタートしました。
- 特別養護老人ホームの運営方針
- 利用者の自主性を尊重し、より人間らしい豊かな老後を保障する。そのために身体的発達だけでなく、精神的、社会的、経済的な側面からの発達(全面発達)を追求する。
そして、これらの発達を保障する観点からもきわめて重要な地域社会との交流を強める。
を基本方針に、入所者の立場に立った処遇を進めてきました。
特別養護老人ホームの運営の中で、「入所者の生活向上のためには、地域で暮らす高齢者の生活の向上(福祉の向上)も重要である」と、行政や社協、民生委員さんたちと一緒に地域福祉事業に取り組みを始めました。
これらの取り組みを発展させ、1989年2月、「丹波高原荘デイセンター」を開設しました。
- 在宅福祉の運営方針
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- 施設を地域の社会資源として開放し、地域の幅広い福祉に貢献する。
- 地域に問題をなげかけ、地域の人たちと福祉の向上をめざす。
元気な高齢者と介護予防のために独自の取組みをしたり、移動入浴(訪問入浴)事業、配食サービス事業など、行政や地域住民と手を組んで進めてきました。
2000年(平成12年)4月の介護保険制度開始により、居宅介護支援事業所である「丹波高原荘福祉サービスセンター」を開設しました。
その後、落ちついた家庭的な雰囲気の少人数型デイサービスを開設し、地域と高齢者のニーズに基づいた事業を展開してきました。
2014年8月、老朽化した特別養護老人ホームを、町有地をお借りして移転し、合わせて軽費老人ホームである「サポートハウス丹波高原荘」を開設。在宅での暮らしに不安を持つ高齢者が安心して暮らせるよう支援しています。
社会福祉法人丹和会は、社会福祉の視点を重視し、地域の人たちと共に京丹波町の高齢者福祉の一翼を担っていきたいと考えています。